企業努力

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会社設立0円で企業を存続させるには

起業することが目標ではなく、会社を存続させて利益を得ることこそが目的だと考えましょう。
起業に限らず、物事を始めるときには力が入ってしまい、始めるための準備を行っているうちに
力尽きてしまうこともありますが、会社設立0円から始めて継続させることこそが重要です。

会社を継続させて1周年、2周年と長く続けていくためには、まずは利益と経費を知ることからです。
会社設立から1年以内に潰れてしまう会社の多くは、利益の見通しが甘かったことや、
予想しないアクシデントが起きたことにより立て直せず潰れてしまうということが原因です。

会社が潰れる

利益が出ないと資金繰りがやがては上手く行かなくなり、倒産せざるを得なくなってしまいます。
事業計画を細かく立てたにもかかわらず上手くいかない、ということもときにはあるでしょう。

そんなときには当初の方向性から転換して、事業路線を変更していくことも大切です。
せっかく0円で設立した会社なのに、企業努力の失敗で廃業時には借金を追ってしまうことは珍しくありません。

急激に変化しやすい世の中だからこそ、柔軟に方向転換できる発想を持っておきましょう。
利益のみにこだわらず、固定費などを下げることも必要です。

会社設立から周年記念を祝う意義は

めでたく会社設立0円から1年後も生き残り、残り4割の生存に入れた場合は、会社設立1周年記念を行いましょう。
1年、2年の年数が浅い企業が記念を祝うことに意義を感じない方がいるかもしれません。

ですが、年数が浅いからこそ盛大に祝って、社員を奮起させるという意味でお祝いは必要です。

やる気に繋がる

また、記念日には会社の社員だけではなく社外の取引先など関係者を呼んで、
今後の付き合いにもつなげていきましょう。ビジネスチャンスはどのようなところから舞い込んでくるかわかりません。
取引先関係にも行うことをお知らせしましょう。

また、設立をお祝いするとなれば、記念品を作ることにもなるでしょう。
その際に記念品作成を依頼した会社と良関係を築いていけば、そこからまた別のビジネスにつながる可能性もあります。

ビジネスチャンスは何も自社が「仕事をもらう」だけではありません。
「仕事を依頼する」ことによっても成り立っており、横のつながりを太くすることが
今後の会社維持にもつながっていきます。

そして記念品をもらった社員にもよい思い出となり、社内の結束も強くなることでしょう。
記念品を何にするか決めるに当たっては、人数の少ない会社であれば社員に何が欲しいのか尋ねる手もあります。